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綿陽市

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平陽府君闕

概要

平陽府君闕(へいようふくんけつ)は、四川省綿陽市遊仙区芙蓉渓畔の綿陽科技館広場に位置し、東漢時代(紀元190-195年頃)に建造された一対の石闕で、1800年以上の歴史を有しています。この石闕は木造建築を模した石造建築で、赤色の硬質石材を用いて建造され、南北二基の石闕からなります。二基は26.20メートルの間隔で配置され、双出闕(母子闕)の形式をとり、高い方が主闕、低い方が副闕となっています。

 

平陽府君闕は、中国国内で保存状態の良好な漢代石闕の一つであり、闕体には車騎出行、童子捉鳥、二虎相闘など、数十点の古朴で生き生きとした漢代の彫刻図案が施されています。南北朝時代(529年)、仏教徒が闕身に29龕の仏教造像と題記を刻み、中国初期仏教芸術を研究する上で重要な実物資料となっています。1961年3月4日、中華人民共和国国務院により第一批全国重点文物保護単位(第一回指定全国重点文化財保護単位)に指定されました(番号:1-0051-3-5)。


主な見どころ

1.   南北石闕:北闕の全高は5.29メートル、南闕は5.45メートル。主闕は十四層、子闕は十層から十一層で、数十個の石材を接着剤を使用せずに積み上げて造られています。二基の石闕は雄大な姿を誇り、漢代の高度な石造技術を示しています。

2.   漢代彫刻芸術:闕身の柱、斗栱、額、枋などの部位には、車騎出行、童子捉鳥、二虎相闘、琴を奏でる図など数十点の図案や、力士が重荷を負う姿、双獣が戯れる姿など、力強い芸術表現が見られます。

3.   南北朝仏教造像:闕体の前面と後面には29龕の仏教造像が彫られています。いずれも小型の龕で、高さ約10センチメートル。主な造像は無量仏と観音菩薩で、題記も三則残されています。四川省に現存する初期仏教造像の貴重な芸術品です。

4.   銘文の遺存:石闕には元々「漢平陽府君叔神道」という八字の銘文がありましたが、現在は「漢、平」の二字のみが確認できます。漢隷書法の貴重な遺品です。


観光情報

住所:四川省綿陽市遊仙区一環路東段綿陽科技館広場

開館時間:毎日 8:00 - 19:00

Ⅴ. チケット情報

·       チケット料金:無料

·       実名制予約の要不要:不要


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