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概要
四川安岳石刻は、四川省資陽市安岳県境内に位置し、「中国石刻芸術の里」と称される、中国南方石窟芸術の傑出した代表です。安岳石刻は南北朝時代に始まり、唐・宋時代に栄え、現存する摩崖石刻造像10万余尊、石刻経文約40万字が県内46の郷鎮に点在しており、そのうち国家級文物保護単位は10ヶ所に及びます。安岳石刻は「古、多、精、美」(古く、多く、精緻で、美しい)で知られ、芸術史上において「龍門石窟を受け継ぎ、大足石刻を開いた」特殊な地位を占めています。2024年5月には、四川省初の石刻デジタル展示を核心とする文旅複合施設「安岳石窟数字展示中心」がオープンしました。現在、安岳石刻は複数の分散した景区から構成されており、主なものに臥仏院、円覚洞、毗卢洞、千仏寨、華厳洞、茗山寺などがあります。
主な見どころ
· 臥仏院:臥仏鎮に位置し、全長23メートルの世界最大の唐代左脇臥仏像(左を下にして横たわる涅槃像)を有します。この造形は全国的にも唯一のもので、崖壁には大量の唐代刻経も残されています。
o 入場料:約10元/人
o 開館時間:08:30-18:00
· 円覚洞:県城東南の雲居山に位置し、北宋の「西方三聖」造像で知られます。高さ7メートルの3尊の石刻(浄瓶観音、釈迦拈花微笑像、蓮花手観音)は壮観で、国家級文物保護単位です。
o 入場料:約28元/人
o 開館時間:08:30-18:00
· 毗卢洞:石羊鎮塔子山に位置し、「東洋のヴィーナス」と呼ばれる紫竹観音(水月観音)で有名な国家級文物保護単位です。観音は足を組んで座る優雅な姿で、角度によって表情が変わって見えます。また、柳本尊の「十煉修行図」などの精品もあります。
o 入場料:約30-35元/人
o 開館時間:08:30-18:00
· 千仏寨:県城西北の大雲山に位置し、造像数は安岳で最多です。現存する窟龕105個、造像3061尊を数え、唐代造像が主体で「彫刻芸術陳列館」と称されています。
o 入場料:無料
o 開館時間:終日開放
· 茗山寺:県城東南に位置し、宋代造像が主体です。千年の風化により形成された独特の「風蝕肌理」が非常に印象的です。
· 華厳洞:石羊鎮に位置し、宋代造像の精品です。159尊の造像があり、精緻な彫刻で知られます。
· 安岳石窟数字展示中心:2025年にオープンした、8K3Dドーム劇場や4D映画などのデジタル技術を通じて、安岳石刻の千年の魅力を没入型で体験できる施設です。
o 入場料:体験内容により変動
o 開館時間:09:00-18:00
観光情報
· 住所:四川省資陽市安岳県(各景点は県内複数の郷鎮に点在)
· 開館時間:各景区ともおおむね 08:30 – 18:00(各景区の表示に従ってください。入場停止は17:00-17:30頃)
· 入場料:各景点個別にチケット販売。価格は 10~60元程度
o 臥仏院:約10元
o 円覚洞:約28元
o 毗卢洞:約30-35元
o 千仏寨:無料
o 茗山寺:無料
· 予約情報:
o 通常、実名制予約は不要です。各景点の窓口で直接チケットを購入して入場できます。
旅の豆知識
· 北線(臥仏院、千仏寨)、中線、南線(毗卢洞、華厳洞、茗山寺)などに分けて、2~3日間の旅程を計画するとよいでしょう。安岳石刻はばらばらに分布しています。チャーター車のご利用が一番便利です。
· 石刻芸術の深みを理解するためにガイドのご利用をお勧めします。